1年ほど使ってきた愛用のIXY DIGITAL70だが、少々物足りなくなってきて、いいコンデジはないかと物色して最初に狙いを定めたのがCANON PowerShot G9。 その質感と性能の高さに惹かれて実機を店頭に見に行ったのだが、そのやたら重いのと、ダイヤル周りのゴチャゴチャした安っぽさに、イマイチ触手が伸びなくて、改めてあらゆるコンデジを徹底的に見比べてみた・・・すると、そこに見逃していた意外なダークホースが。
何とも地味なRICHOのコーナーにオヤッと思わせる渋い一品があるではないか。 RICHO R8ってシンプルなネーミングも納得。(憧れのAUDI R8と同じ!?) その洗練されたシンプルなデザインは質感の良さを伴って大人の道具って感じの好印象。
持ってみると、適度な軽さと重量バランスの良さ。 そして、大きめのポリカーボネートのグリップの触感の良さと手にしっくりとなじむホールド感の良さ・・・こいつは只者ではない・・・スペックを見ると、なんと7.1倍ズームで広角28ミリ。 これは決定的だ! G9がありきたりな広角35ミリなので、この差は大きい・・・やはり28ミリ広角の絵は35ミリとは大きく違う。 おまけについ先頃出たばかりの新製品。 あの名器GR DIGITALをヒットさせた技術のRICHOが出した入魂の一品。
そんなこんなで、早速手に入れて使ってみると、操作も感覚的で非常に使いやすい。 一風変わった背面のスティック操作のアジャストボタンが慣れると自然な操作感覚でスムーズ。 画面のインターフェイスも迷いが少ない。そして、何より液晶画面の画素数が細かくて色も自然で圧倒的に見やすい・・・ファインダーが付いてないのが気になるが、この画面の見やすさなら良しとするか・・・ただ、バッテリーの減り具合が気になるが・・・
下の写真はR8で写したIXY70。(最初の写真はIXY70で写したR8)
投稿情報: |