最近は季節の移り変わりがおかしくなってきたけど、ちょうど今頃の秋から冬に移り変わっていく季節は、1年中で一番ノスタルジックな気分になるような気がします。
そして、タコリンはハーモニカの音色に、何とも懐かしいノスタルジックな気分を感じてしまいます。 小学生の頃、よく吹いていたハーモニカだけど、大人になってからは忘れ去られた存在だったのですが、ある時、テレビコマーシャルで流れてくる歯切れの良いハーモニカサウンドに一目惚れならぬ『一耳惚れ』しちゃったのです。 それは、1970年代の資生堂のコマーシャルで、Lee Oscarの『約束の地』という曲でした。
早速、アルバムを探し出して聴き込むと、これがなんともノスタルジックで昔の情景が次々と目に浮かんでくるような雰囲気のあるいいアルバムだったのです。
ジャンルはブルースハーモニカなんですが、このアルバムだけはもっとポップでグルービーなサウンドなんです。 これは1976年リリースのLee Oscarのファーストアルバムで、ジャケットも当時の雰囲気を色濃く残したシンプルで魅力的なデザインだと思います。
それからしばらくして、ライブで聴いたりしてブルースハープの魅力に少しはまり、いくつかのブルースハープを買い求めて練習したのですが、ベンディング(吸いながら音を下げるテクニック)がどうしてもできなくて断念しました。
このブルースハープは手の中にすっぽりと収まるぐらいの小振りのハーモニカで質感もクラシックで持っているだけでも夢がふくらむのです。
そんなノスタルジックなイメージを描いた、久しぶりの Ocean Dream Essayをご紹介します。
昔の恋人との再会の場面を描いた、Ocean Dream Essay 第6弾『再会』です。
[Music]
1.Lee Greenwood / God Bless the USA
2.Lisa Fischer / Colors of Love
3. Billy joel/ New York State of Mind
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