ここんとこ、ワンセグなどの新機能や新しい素材感のオシャレな携帯新機種が、例によって次から次から登場してきてるんだが、これといった決定打がないんだなぁ・・・
今、愛用しているこのG’zOne TYPE-Rが登場したときには、モノとしての存在感に、久しぶりに胸が躍り、サイトやカタログを食い入るように眺めながら、胸をふくらませた思い出がある。 そして、手に入れてからは、その丁寧に作り込まれた質感と手応えのある操作感に120%の満足感に浸ることができた。
G’zOne TYPE-Rの次のモデルが出たときは、全くの妥協の産物で、このシリーズの魂が抜けてしまったこのように感じ、今では後継機種も再登場していない。
やはり、携帯は、タフネスなものに限る。 その点、このモデルはヘビーデューティを前提に設計され、耐衝撃性や防水性は申し分ないし、細かなパーツに至るまでの素材や作り込みのこだわりには全く頭が下がる。 メーカーの真剣な開発魂がひしひしと伝わってくる傑作だ。
きちんと裏までデザインが行き届いていてそれぞれの素材の選択も秀逸。(左の写真) バイクのディスクブレーキのイメージでデザインされた、精巧な金属のエッチングのセンターボタンが燦然と輝く。(右の写真) 触感まで計算された作りの良さは使えば使うほど愛着がわく。
タコリンは、本体のプロテクターを利用してベルトにぶら下げて装着し、毎日マウンテンバイクで走っているが、まるで高級な一眼レフカメラのようなその堅牢さには絶対的な信頼感がある。 そして、突然の雨でずぶ濡れになっても防滴ではなく防水なので全然平気。
・・・なので、未だにこれを超える魅力を持った代物に出会えていない・・・
国内では生産中止になってるようだが、ナント海外ではTYPE-Vとして登場しているみたい、それも立派な角を生やして。
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