もしかしたら宇宙空間にもこのように宇宙クラゲは漂っているのかもしれません。 クラゲって、どう見ても地球生物というより、宇宙生物って感じですもんね。
そして、コウモリのように、超音波で仲間と交信しているのかもしれませんよ。
そんな宇宙クラゲに出会ったCosmic Girlは、まるで海の中で戯れるイルカと人間のようにテレパシーでお互いの気持ちの交信をしているのかもしれません、だってCosmic Girlなんですからね。
ところで、タコリンは作品を見て、思わずあの葛飾北斎の隠れた傑作である春画の"The Dream of The Fisherman's Wife "(蛸と海女の図)を連想してしまいました。
この衝撃的なエロさに比べれば、"Romantic Encounter"がいかに叙情的で友好的なイメージかがおわかりいただけると思います。 もっとも、タコリンとしては、北斎先生が同じ蛸類の先祖をここまでイヤラシ・キャラにしたのがどうもおもしろくないんですよ・・・この大蛸のいかにもイヤラシ顔は変態の権化じゃないですか! おまけに幼子(?)までが、大人のマネをしよって。 これは蛸類に対する偏見以外のナニモノでもありません。
それにしても、ただ者ではない北斎先生、この絵の中に書かれた文字の視覚効果は特筆モノです。 タコリンの偏執狂的分析によれば、これは陰毛を暗示しているのだと思います。 だから、この文字までがイヤラシク見えてくるのです。 これがない場合はずいぶんさらっとした印象になってしまいますから。
まぁとにかく今回は、黒須氏の実にピュアな触れあいのイメージのほうに、タコリンは喝采を送りたいと思います。
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