いつものように昼前から出かけ、阪急仁川まで歩いて、そこから逆瀬川まで電車で移動し、さらにバスでゆずり葉台停留所まで行きました。
今回は、このコースは初めてですが、「ゆずり葉台」という名前から、てっきり新興住宅街だと思って、そこのコンビニで恒例の昼飯を仕入れられると思いこんでいましたが、いざ降りてみると周りは高級邸宅が並ぶ閑散とした山奥の住宅街で、コンビニはおろか、ドリンクの自販機さえありません。 ここで、登山コースに入れば、2時間ほどは何もないので、思案に暮れ、結局、次の停留所の老人ホーム「エデンの園」まで上り坂を歩きました。 そこで、ようやくドリンクの自販機を見つけて飲んだ時は、ホントに生き返る気分。 でも、自販機しかないので、食料品はあきらめて、仕方なく元のゆずり葉台停留所まで引き返します。
ここは、かなりな標高なので、下界の景色が逆瀬川沿いに一望の下に見下ろせます。
そこから、いざ登山道の入り口がどこかの案内板もないので途方に暮れてしまいました。 勘を頼りにいろいろ探して何とかそれらしき入り口を見つけましたが、普通はあるべき登山道行き先の案内板もありません。不安に駆られながら、いきなり急な道を登っていくと、ようやく登山道らしき雰囲気に。
どんどん急な道を登ると眺望の良い山頂にたどり着きます。 そこで次の通過点の「樫ケ峰」への案内板を見つけ、ほっとして歩き続けると、甲山や西宮ゴルフコースが見下ろせる、一望に開けた樫ケ峰に着きました。
でも、そこからしばらく進んで薄暗い林に入ってから道を見失ってしまい、蜘蛛の巣や灌木に遮られながら道なき道を沢に沿ってさまよい歩きます。 沢に沿ってどんどん下れば、いつかは道路にたどり着くだろうという予測の元、20分ほど行くと、ようやくゴルフ場のクルマのエンジン音が聞こえてきました。
程なく、ゴルフ場の側道に出たときは、まるで漂流船で岸を見つけたような生き返った気分でした。 時間は2時半ぐらいで、そう言えば、昼飯も食べてないので、急に腹が減っているのを自覚しました。
結局、ゆずり葉台からそんなに離れていない西宮ゴルフクラブ前の停留所に出ました。 今度はそこから甲山方面行きのバスに乗ろうとしたら、最終が5分前に通過したところ。 仕方ないので、そこから元の逆瀬川方面に下り、途中からバスで逆瀬川に戻りました。
あまり、知られていないコースなのか、初めてのコースはとかくハプニングが多いもんです、気をつけないと・・・
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