夏真っ盛りで、あの壊れたスプリンクラーのような一見涼しげだが集まれば騒々しいクマゼミの鳴き声が朝から夜中まで聞こえてきます。
タコリンが昆虫に夢中だった子供の頃は、セミと言えば見かけるのはほとんどアブラゼミで、クマゼミは珍しくて滅多に見られませんでした。 そんな貴重な存在だったクマゼミがいつの間にかセミの世界を席巻して、都会でも異常発生してセミの代名詞になってしまいました。 昼間はおろか真夜中でも泣き続け、一本の木にアリの行列のようにひしめき合ってとまっている姿を見ると不気味なモノを感じます。
バルタン星人のモデルにもなったセミの顔は、よく観察するとエイリアンそっくりなんですね。（見たことないけど、直感で） そして、以前から思っていたんですが、そのクマゼミの顔の真ん中にある大きな鼻のようなモノがベンツのラジエーターにそっくりなんですよ。 これは偶然ではないのではないでしょうか？
もうすぐ公開されるSteven Spielberg制作、Michael Bay監督の映画『トランスフォーマー（Transformers）』は、スピルバーグ監督お得意のエイリアンモノで、未知のエイリアンがいろんな機械に変身して人間を襲う特撮の粋を集めた映画です。
期を同じくして、実世界でも年々異常発生よって生態系を破壊しそうなクマゼミが実はエイリアンで、突然、顔の真ん中にスリーポインテッドスターマークをかざして暴走するベンツに変身し、人間を襲うかもしれませんよ。 皆さんもベンツには気をつけてくださいよ。・・・タコリンの妄想で済んだらいいですが・・・
（追記）
この記事を作るために、撮影用のクマゼミの死骸を採るのには苦労しました。
あんなにいっぱい鳴いてるんだから、どうせ木下にいっぱい落ちてるだろうと思ってたんですが、案外見かけないんです。 やっと見つけたら、何かに踏まれてペッチャンコだったり、裏返しになってたのをひっくり返すと小さなアリが無数にくっついてたり・・・
仕方ないので、木にとまってるのを手で捕まえましたが、やはり生きてるのは扱いにくく、殺すのはとてもできないし・・・
そんなこんなで、台風の去った翌朝に、やっと念願の落ちたて（？）の保存状態のいい死骸を確保しました。 ・・・子供のように小躍りするタコリンでした。
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