透明アクリルで作られた、流れるような曲線が美しいポップなキャラ。 そして、腰にはナント、メンディングテープが! てっきり、映画か何かのお化けのキャラかと思いましたが、名前がElvisらしい。 あのあまりにも有名なロックシンガーElvis Presleyのステージ姿をもじっているのだそうです。 腰のテープは、あのド派手なベルトなんだって。 そうなんです、これはテープカッターという実用を兼ね備えたステーショナリーだったんです。
このユーモアたっぷりで造形的にも美しいステーショナリーは、迷うことなくイタリアのモンだと思ってたが、買って帰ってよく見ると、ナント"Made in Germany"の刻印が。 エエッ、あのお堅いドイツのモノ? ブランドは?・・・"Koziol"って、どう読んだらいいのかわかんない変なマークが。
ホンマかいなと思い、ネットで調べてみると、あるある。 Elvisのほかにもユーモアあふれる発想のグッズがいっぱい。 どう考えてもラテン系のアイデアだと思われるアイデアとフォルムとカラーリング。 あのドイツにも、こんなユニークなデザインのブランドがあったんですね、カルチャーショックです。
また、買うときに悩んだのが、どうしてテープを差し替えるのかってこと。
あまりにも、一体化された造形なんで、継ぎ目ってものが見あたらないのです・・・まさか、使い捨て?・・・そんなことないよね・・・トリックのようにしばし悩んで、ハタと気づいたのです。 テープで隠れた腰の部分にブロックのようにはめられる継ぎ目があって、しっかりとマグネットでくっついている! まるでトリックのようですが、この合理性は、さすがドイツなんだと妙に納得してしまいました。
部屋のデスクトップ・スピーカーの上に置いて、オブジェとして毎日眺めているうちに、だんだん愛着がわいてきて、会社用にもう一つ買っちゃいましたよ・・・ヒーリンググッズになってますから。 使っているときより眺めているときの方が長い、こういうステーショナリーは、合理性よりも気分高揚効果が欲しいものです。
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