懐かしいジョン・レノンの写真があるパッケージを開けると、クールなiPod touchが姿を見せます。 いつもApple製品のパッケージのこだわりは粋でシンプル。 開けるときは、贈り物のようにワクワクする演出が施されています。
そして、美しいデザインと高級な質感のiPodは、傷を付けるのが惜しいくらいの仕上がり感。 でも、日常で頻繁に使うツールなので傷つくのは当たり前。 なので、誰もが、バリエーションが豊富なジャケットの中から自分のお気に入りを念入りに選んで買い込み、新しいうちにプロテクトします。
ご多分に漏れず、私も、予約した本体が来る前から、念入りに選んだシリコンジャケットを買い込んでいたので、それを装着しました・・・でも、これはダサい! 今回のiPod touchは、画面が大きいので、ジャケットをつけると額縁みたいになっちゃって、その格調高いデザインが見事にスポイルされちゃうんです! おまけに、文字入力の時にジャケットの縁がじゃまになって、うっとうしい。 それなら、いさぎよく、傷が付こうが、汚れが付こうが気にしないことにしてこのままで使うことにしました。
まず、ミュージックは、iPod nanoよりも音質がよい! 低音が豊かで落ち着いた音質です。 これは、多分ボディが大きいので、音声回路によりハイグレードなモノを使っているんでしょう。 これは思わぬ収穫。
次に、一番よく使うカレンダーで、PCとの同期。 仕事ではWINDOWSなので、Outlookと同期できるらしいので、iTunesを設定して試してみました・・・ところがどっこい、アドレスは同期できたのにカレンダーのデータがiPodに流し込めない! いろいろ悩んで、やっと詳細マニュアルの中に、Outolookは、2003か2007のバージョンで同期すると書いてある・・・ということは、オフィスのPCのは2002なのでダメってこと? ・・・これは、イタイ!
せっかく、PDAとしてシステム手帳代わりに使う目的で買ったのに、一番肝心な、カレンダーの同期ができないのです。
おまけに、PCとの同期は、複数のPCではできない! ミュージックは自宅のMACで、その他はオフィスのWINDOWSなのに。
仕方ないので、自宅のMACの古いバージョンのiCalで入力して、流し込んでみたら、事も無げにスムーズに同期するんですよね。 このあたりは、Appleの駆け引きがあるんでしょうか?
結局、仕方ないので、カレンダーは割きって、iPodのみでの入力と閲覧でいくしかないのです。
それにしても、マルチタッチインターフェイスは、使っていて実に心地よいし、想像以上に入力もしやすいんです。 これは画期的なインターフェイスですね・・・ここまで来るとヒューマンウェアとでも呼べるレベルです。 今までのペンタッチが滑稽に思えてくるほどですね。
また、驚いたのが、メモでの文字入力の時に、カーソルを好きな位置に移動させるときは、しばらく画面にタッチしていると、その部分がルーペのように拡大して見えるんです! 指先を移動させると、ルーペも指先の動きについてきます。 小さな画面ならではの工夫で、この配慮には恐れ入りました・・・さすが、Apple。
投稿情報: |