国道2号線の住吉川から、白鶴美術館を経て、登山道の出発点まで自転車で登りました。
真夏真っ盛りの連日の猛暑が続く今日この頃、すでに汗びっしょりで、途中の自販機で買ったアイソトニックドリンクがうまい!
登山道に入ると、しばらくすると『石切道』と名付けられた、渓流のような石ころだらけのコースが続きます。
頂上のガーデンテラスに着くと、お気に入りのグラニットカフェのテラスでジンジャーエールを飲みながら下界を見下ろします。 靄もかかってなくて、遠くは和歌山の方まで比較的くっきりした景色を楽しむことができました。
しばらくして、また元のコースで下山を始めたのが6時過ぎ。 下りは比較的楽なので順調に下っていたのですが、6時半ぐらいになると、急に暗くなって道がよく見えなくなってきたのです。 まだ、半分以下の地点ですし、昼でも、高い木が光を遮る薄暗い所が多いので、なおさら見分けにくく、おまけの石ころがごろごろの道が続くので心細くなって来ました。 このまま暗くなると、もう道がわからなくなり遭難するかもしれないので、断念するしかないかもしれない不安を抱えながら先を急ぎます。 暗いので、途中で道を間違えてしまい、また戻ったりして余計に無駄な時間が過ぎていきます。
そのうちに、7時を過ぎると、日も落ちていつの間にか半月がくっきりとした夜空に変わっています。 幸いなことに、天気がよいのが幸いして、その月明かりのわずかな光を頼りに、なんとか進むことができるのです。
こんなに月明かりが明るく、頼もしく、有り難い存在だと思ったことは今までありません!
ただ、なんとか道の存在がわかる程度なので、足場が悪いので細心の注意をはらって、転ばぬよう、道を間違えないようにしなければいけません。 たどたどしい足取りで、また汗びっしょりになりながら必死に下山して、ようやく、民家の明かりが見えてきたときにはどんなにうれしかったことか・・・
幸い、けがをすることもなく無事に下界に戻ることができました・・・神に感謝。
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